昨日はフクを連れて帰ってこなかったため、ハクと二人の時間を初めて過ごしました。フクがいないと寂しいですね。今朝も起きてケージの暗幕を外すと、いつものように可愛い声でさえずってくれました。
しかし、ついつい泣き笑いになってしまいました。
雛として迎えた時から真っ白でピカピカと感じられるフクとは異なり、グレーの羽を持って生まれた文鳥が白い羽に変わり、立派な白文鳥に成長する過程を見たいと思いハクを迎えました。
文鳥の雛はオスかメスか判別が難しいです。実際、私は白くておっとりしており、何となく優雅に見える佇まいがありながら指には乗ってくれるが、手のひらで抱っこを好まないフクをオスだろうと思っていました。反対に、上の写真のように小さくてちょこちょこと手に収まる甘えん坊のハクはメスだろうと思っていました。
しかし、どちらの予想も外れ、ハクはオス特有の
pi-yo♪ci-yo♪pipo♪kyu-cikici-♪
というラブソングを歌い始めました。
フクや私に愛を囁くプレイボーイになったハクは、朝の放鳥時間には隣同士に並んでいるフクのケージにわざわざ出向き、朝の挨拶とフクのエサ入れから一緒に朝食を楽しみ、その後二人で放鳥という名の散歩に出かけます。文鳥にとって最大の楽しみである水浴びも、「レディーファースト」でフクに譲ります。その上、フクが水浴び中は順番を待ちながらも後ろを向いて紳士のように振る舞います。
そんなハクの振る舞いが4年以上も繰り返されてきたため、フクがいなくても同じ行動を取ってしまいます。それが何とも切なく、今日フクが帰ってくることを心から願っています。
そして午後になり、病院からフクの退院許可が下りました。これは経過が問題ない良い兆候です。
「ハク、フクが帰ってくるよ」と声をかけると自然と私の声も弾みます。
お迎え予約時間は18時15分です。彼らは通常19時に就寝するけれど、フクが帰宅したら少しの時間だけでも一緒に時間を過ごしたいですね。