朝、早起きして文鳥たちに食事を与える。お腹が空かないように、喉が乾かないように、今のうちにしっかり食べてもらう。そして、出発ギリギリになって、フクの通院の際に用意した透明プラスチックの虫かごに、ひとつひとつ丁寧に入れていく。リュックには水平に配置し、背負い姿勢を整えて、揺れないように慎重に歩く。京都駅からは新幹線での移動だ。
緊急でなかったら車両の1番前の席をキープ出来れば、荷物を置くスペースが少しあるので助かるのだが、今はとにかく早く移動する為に出発の早い新幹線の切符を購入、自由席が確保出来るかも不安なので指定席をお願いした。
指定席もそこそこ埋まっていて、通路側の席に座る。
椅子のリクライニングが逆にリュックを傾けそうで、新幹線の車内ではずっと手離せなかった。
胸元に、かすかにひびく振動が、ハクとフクの動きなのか、チャックを開けて確かめたい衝動に駆られるが、移動中にリュックのチャックは絶対に開けないと決めていた。
普段、私の部屋だけが、この世の全てであるかの様に暮らしているハクとフクにとって、この道のりは全くの未知のもので、自分に何が起きているかもわからないままではあるだろうと思う、だけど、途中で陽の光が入る様な行動をして変に活動的になったり、パニックを起こすよりは、暗い中で搬送されている方が良いだろうと考えていました。
つい最近、アニメが始まった「佐々木とピーちゃん」では、主人公の佐々木がピーちゃんという星の賢者様の転生した姿の文鳥をスケルトンのリュックキャリーに背負って買い物に行ったり散歩?したりしている場面があったりして、同じタイプのキャリーがこの頃販売されていたりします、あれ、どうなんでしょうね。姿が見えるの良いけど、使い心地、というか、文鳥達のおさまり具合はどうなのか?
今後調べてみたいですね。
ひとまず、京都から東京までの2時間弱飼い主はリュックをしっかりと抱きしめたまま次の電車へと乗り継ぎました。
ちなみに、今回切符としては文鳥2羽を連れています。と申告をして、手周り荷物代金を支払って乗車しております。
◆JRでペットと一緒に列車に乗る際の手続きについて、以下のポイントを把握しておくと良いですよ。
- ペットの容器: 小犬や猫などのペットは、専用の容器に全身を収納して持ち込む必要があります。この容器は、3辺の最大の和が120センチメートル以内で、動物を合わせた重さが10キログラム以内である必要があります1。
- 手回り品切符: 改札口で「手回り品切符」を購入してください。この切符は、ペットの車内持ち込みに必要です2。
- 注意事項:
- ドッグスリングは全身が入っていても利用できません。
- ペットカート(ペットバギー)は、カートも含めた寸法がペットを有料手回り品として持ち込める制限を超えるため、利用できません(ケースとカートを分離する場合を除く)。
- 駅構内や車内では、ペットをケースから出さないでください